『インクルーシブカヌー体験会2020』を通して、障がい者と触れ合いました。その中で自分自身の無知と未熟さと、障がい者への誤解を痛感しました。言葉を選ばずに勇気を持って記すと、障がい者の対応は想像以上に大変なことでした。とにかく必至でした。
プールの中では「こわくないよ!大丈夫だよ、ドンとこい!」と率先して障がい者のフォローに努めようとしました。あとから気付くのですが、その声がけは明らかに不安な自分に対する言い聞かせでした。その積極的な行動は、不安の裏返しでした。
ところが時間の経過とともに不思議な思いが沸き上がってきました。それは純粋に「楽しい!」という思い。気が付くと障がい者への声がけも変化していました。「いいねー!その調子!落ちても助けるから、思いっきり漕げ~!」。私はもっともっと障がい者と遊びたい、障がい者のご父兄とCommunicationを取りたいとココロの底から思いました。
動画はその時の様子です(プールの中でフォローしながら素人なりに撮影を試みました)是非ともご覧ください。
インクルーシブカヌー体験会2020動画
今回のように、障がい者と一緒に楽しむことで、障がい者もご自身も大いに可能性を広げてもらいたいと思います。
私は、右手で文字を書けますが左手では書けません。
私は、眼鏡で遠くは見えますが裸眼では見えません。
私は、怪我をしたら痛いし悲しければ涙します。
健常者も障害者も変わらない。
大切なのは、みんな一緒という仲間意識。
隣に出来ない人がいれば手伝うという配慮。
頭で考えるよりも行動に移す勇気。
、、、私は今回の活動を通して、自身の可能性を広げることが出来たような、そんな気がしています^ ^
海族DMC代表 太見